昨日、古くからの友人からお金を貸してくれと頼まれてしまいました。
特に、お金を貸してくれって頼まれると、どうしたら良いのかわからなくなってしまい、友人関係だからと、つい貸してしまうことがあります。
おや? まさか、、、私にお金を借りに来たわけではないですよね?😏
まさか、先生にお金の無心をしようなんて、、、。
もし先生がお金に余裕があったらいいなー。
そう考えていただけで、まさか先生にお金の相談するわけないじゃないですか!
私は、海の見える田舎町に移住した40代のUDOUです。
海の見える田舎町と東京を行ったり来たりしながら、株式や暗号資産投資、お笑い芸人育成、会社マネジメント、漁師さんの手伝いなどやっているマルチタスクおじさんです。
実は、私の古くからの友人から連絡がありました。
コロナの影響で、会社の事業が立ち行かなくなってしまい、お金を貸してほしいと言っています💰
この友人とは、すでに20年以上の関係で、私が学生時代に東京に出て以来、遊び仲間でした。
そんな彼ですが、3年前にお金を貸していますが、まだ返済がなく、まあ、仕方がないと半ばあきらめていました。
そんな彼から、またしてもお金を貸してほしいと頼まれる私って、よっぽどお人好しに見えるのかしら🤗
まあ、長年の友人でもあるので、なんとかしてあげたい気持ちはとっても大きいです。
でもね、お金のお話って、そもそも友達関係や人間関係を壊してしまうことにもなりかねません。
それに、私がそのことを考えなければいけなかったり、借用書準備したり、手続きしたり、時間が取られてしまいます。
それに、貸した後でも、期限に返ってくるのかこないのか、やっぱり気になるものですよね。
こういう経験って、みなさんあると思いますが、今日は、こんな出来事での気づきのお話です。
お金を貸してと頼まれたらどうすればよい⁉️
今回のお金の相談は、私の20年来の友人からでした。
私達は、学生時代から関東と関西を中心に楽しくみんなで遊ぶ会をやっていて、当時は毎日がパーティーのようでした🕺🏻
そんな中、いつも一緒に遊んでいた仲間です。
その当時、1990年代の終わり頃は、今のコロナからは想像できないパワフルかつエキサイティングな日本でした🇯🇵
そんな頃から、芸能やアスリートのプロデュースを手掛けてきた友人が、コロナの影響やYouTubeなどメディアの変化で、新たな事業に取り組むためのお金を貸してほしいというお話でした。
私は、彼にお金を出したことはあっても、出してもらったことは一度もありません。
しかし、突然、またしても、お金を貸してくれと相談を受けてしまったのです。
ここで、解決のためには、まず、現状を把握することが大事ですよね。
どんな問題でも、現状把握からはじめましょう。
まずは、状況を言葉にして見える化して整理してみます📝
■現状整理
1、依頼者は、20年来の友人である。
2、以前貸したお金は、未だ返してもらっていない。
3、コロナの影響で、以前までの仕事をやめて、新たな仕事を行う。
4、結婚して子供がいる。
5、美味しい物好きの食いしん坊。
6、若い頃から仲間や後輩に慕われる親分肌。
7、私の仕事を手伝ってくれると言っている。
これが、現在、私が知る現状です。
まあ、この現状から判断するには、以前にお金を貸していない場合、即座に貸してあげるということが言えるでしょう。
しかし、今回は、この中の「以前貸したお金は、未だ返してもらっていない。」
これが、大きな減点ですね。
現状整理の上で、何をするべきか⁉️
このように、現状整理をすると、お互いの人間関係などが見える化できます。
見える化できたら、次は評価をしていくのですが、今回の場合、まあ、コロナの影響などはあるだろうし、家族もいるし、性格は男らしいし、問題はなさそうです。
強いて言えば、食いしん坊な点は、お金を無駄遣いしてしまうのではないか、一抹の不安を覚えますが、まあ、それほど重要ではありません。
何より、気に掛かるのは、「以前貸したお金は、未だ返してもらっていない。」
これが、判断するのに重要そうです。
しかし、その他の状況から、「それだけを理由にして断るのは、どうなのだろうか?」
そう考えてしまいます。
その理由は、現状整理の中の、人間関係の問題が大きく、「結婚して家族がいる。」そして、やはり、「依頼者は、20年来の友人である。」という点です。
①家族がいるのならば、やはりお金が必要なのだろう。
②それに、長年の友人関係がおかしくなってしまうと困ってしまう。
この2つの点から、私も、本当に悩んでしまいます。
お金の貸し借りは、返ってきてはじめてもとの人間関係が保てます。
貸している間など、逆に貸した側が催促できないなどの不利な状況に立たされることが多々あります。
借して欲しいという側は、貸す側のこの複雑な心境を理解しているのでしょうか?
そこが、最も重要な点です。
お金の貸し借りって、実際、貸す側にはほぼまったくメリットはないのです。
それ以上にデメリットばかりです。
■お金の貸し借りデメリットリスト
1、貸したことで、人間関係が壊れてしまう可能性。
2、お互いが、平等の付き合いでなくなってしまう感覚を受ける。
3、返ってくるまで、気にしなければいけない。
4、お金を無駄にする可能性がある。
こんなデメリットがすぐに浮かびます。
これって、どれもとっても嫌ですよね。
私から仕掛けるわけでもなく、何故かお金を貸したらこうなるかもしれないって、そもそも変な話です。
このようなデメリットが想定できますが、お金を貸すメリットとデメリットをきちんと見える化して、比較してみることが大事です。
そしていよいよ、最終判断をくだす⁉️
まあ、メリットデメリットに関しては、人それぞれ利害関係や人間関係があると思いますから、様々な考えがあることでしょう。
私は、この段階で、まあ、デメリットは大きいけれど、「20年以来の友達」、そして、「子供がいる」この2点から、なんとか貸してあげられる方法を模索しようかなと考えました。
でも、私の心の中は、複雑に変化しています。
心の中って、言葉にして見える化しないと、常に心変わりしたり、気になってしまい、考えてしまいます。
こうならないためにも、心の中を言葉にして書き出してみましょう📝
■心の中言葉リスト
1、今回は、本当にお金返してくれるのかしら?
2、新規事業にはどこまで真剣なのか?
3、仕事につかうって言ってるけど嘘はないかしら?
4、いつまでに返ってくるのかしら?
5、借用書は書くのかしら?以前は、書いても返ってきていないけれど、、、。
6、そもそも、お金の大切さを、どの程度わかっているのだろうか?
7、貸す側の気持ちってわかるのかしら?
8、お金を貸せば絶対に問題が解決するのだろうか?(無駄金にならないかしら?)
9、私のストレスが増えないかしら?
などなど気にかかる点を書いていきます📝
これって、結構大事なことです。
そして、私は、本人に、この内容を一つ一つ確認することにしました。
前回の記事で書きましたが、お互い、心の中で考えていても、コミュニケーションはうまく成立しません。
きちんと言葉にして、相手に自分の考えていることを伝え、相手の考えていることを確認することが、コミュニケーションの基本です。
その上で、お互いの意思が合致していれば、お金も返ってくるわけですから、貸しても構わないでしょう。
でも、もしそこに勘違いや早とちり、嘘や誤魔化しがあったら、どうなるでしょうか?
このことは、極端な例かもしれませんが、どんなことでも同じことです。
コミュニケーションのミスは、お金を失くしたり、仕事をなくしたり、友達をなくしてしまうことにもなりかねません。
そうなってしまう前に、コミュニケーションは言葉からはじまります。
心の中を言葉にして、見える化して、確認しておくことが大切です。
それに、この前書いた、iPadちゃんを新幹線に置き忘れ事件で、「大切なものは絶対に手ばなしてはいけないって!」と改めて感じたんですよね。
まあ、信頼して貸しても良いけれど、、、。
やはり、悩みますよね。
お金の問題って。
でも、確認しすぎても相手は「俺のこと信用できないのか?」とか思うわけです。
過度に信頼してないように感じられてもいけないし、困ったな。
いずれにしても、お金の貸し借りって、貸す側の考える負担ってとっても大きいのです。
結局、どうすれば良いのか⁉️
結局、お金の貸し借りって、困ったことばかりですが、まあ、借りる側もいろいろ考えてのことでしょう。
それで、結局、どうすれば良いのでしょうか?
そんな時に、すべての事実関係を確認する、ウルトラ必殺技があります💁♂️
これは、お金の貸し借りだけでなく、事業投資や、様々な人間関係でも応用が可能です。
その、ウルトラ必殺技とは?
■「あえて、突き放したり、時間をかけたりして、変化を確認する‼️」
これは、とっても大事です❗️
お金には、勿論、必要な支払い時間があるわけですが、本当に必要なら、相手は真剣に準備して、心の中を見える化して、相談してくることでしょう。
それに、何かにお金が必要なのであれば、その必要の内容を証明する書類とか契約書とか様々あると思います。
私は、上場会社の資金調達などを行なってきた経験もありますが、基本的に、お金をあせらされた事業は失敗している傾向が高いです。
緊急でお金が必要になることは、勿論あります。
しかし、どんな緊急事態でも、必要な手続きや確認ができなければ前には進みません。
そう言った時は、このウルトラ必殺技をつかって、時間が過ぎた場合の結果を確認してみるのです👀
そこで、本当に一大事になっていれば、はじめて貸してあげるなり、投資をするなりの手順がハッキリし、相手も真剣に対応することでしょう。
でも、時間が経過しても何も起こらなければ、それは特に緊急性があったわけでもなく、お金も必要がないのかもしれません。
それに、人間関係がそれで終わってしまうのかどうかも判断することが可能です。
お金のことは、あせらされて、ペースをもっていかれては、適切な判断はできないのです。
まとめ
勿論、お金の貸し借りだけではなく、人間関係は様々問題が起こるものです。
しかし、あせらずに、落ち着いた対応を行うためには、一つ一つ順番に、言葉にして見える化していくことが解決の1番の近道です。
そして、それでも判断が難しい時には、あえて突き放したり、回答に時間をかける事も大事です。
その結果、何が起こるのかを確認してからの判断でも良いのです。
それが、あなたの大切なお金を守るためなのですから。
勿論、少額の場合や本当に急に必要な場合には、この方法は通じないかもしれません。
しかし、その場合でも、あなたは本来、金貸しではないわけですから、あまり悩む必要はないのだと思います。
もっとも簡単な方法は、「私はお金がありません。」
「私はお金の話で苦労してきたので、お金の話はしないようにしています。」
などと、返すのが一番かもしれません。
お金を守るのって、本当に難しいものです。
そして、人間関係を守るのも、難しいことなのです。
最後に、何故、彼は本気ですべてをさらけ出して、「頼む!」って一言、言えないのかな😔
本気なら、その言葉を、私は受け取めるしかないでしょう🤦♂️
今日も読んでいただき、ありがとうございました☺️
さあ、明日はどんな気づきがあるのでしょうか?
いつも応援、ありがとうございます🙏
前回コミュニケーションの本質を書いてみました📝
コミュニケーションは、お互いに理解が一致する言葉で行うことが大切です🗣
興味がある方は、読んでみてください💁♂️
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