今日は、昨日に続いて、必殺技を身につける練習と、必殺技をより立体的に習得するための方法を書いていきます。
必殺技習得は、みなさんの人生において非常に重要なスキルであり、絶対に身につけなければいけない人生の必勝パターンです。
楽しく必殺技を身につけてください。
必殺技の確立⁉️
昨日は、必殺技を習得するには、必殺技自体の成立する仕組みを知っておく必要がありました。
そこで、必殺技はどのようにできているのか?
その理由や目的、順序など、必殺技を構成する要因を見てみました。
今回の相談は、営業マンの成績を上げることですから、営業の必殺技を具体的に見ていますが、同じように様々な仕事や分野で必殺技の構成は確認することが可能です。
昨日は、営業の場合の必殺技習得手順のうち、営業の目的や落とし所といった基本的な順序の理解まで進めてみました。
言うなれば、座学、つまり、理屈を知ることが目的でした。
学校の勉強でも、仕事でも、スポーツでも、そもそも基礎知識や理論、ルールなどを理解していなければ、必殺技の練習ははじめられません。
そこで、まずは必殺技の構成を言葉によって見える化していくことが大事なのです。
言葉で見える化してみると、物事の順序や手順がハッキリとわかります。
すると、、、。
まあ、なんてことでしょう!
どんな課題や悩みも、整理されて、解決の糸口が見えてくるのです。
昨日は、この見える化を実際にやってみたので、今日は次の段階に進んでいきましょう。
昨日の座学に対して、今日は実際に行動してやってみる。
つまり、実技、に入るのです。
どれだけ頭の中で理解していても、実際に動こうと思っても、なかなか体は動かないものです。
これは、脳から発信する信号が、全身に届くための経路がつながっていないことが大きな要因です。
信号は発信しているのだけど、その信号がどこかで止まってしまったり、目的の体の部位に届かないのです。
まあ、冷静に考えてみるとどんなことでも、最初はつながっていなかったり、経路がなかったりするわけですから、それを開通させる必要があるのです。
例えば、新幹線の東京から名古屋までの間には、多くのトンネルがありますよね。
あのトンネルは、新幹線が最短で通れるように掘ったものです。
誰かがトンネルを掘らなければ、そこには新幹線の道はなかったわけです。
これと同じで、人間も様々な信号を脳から目や鼻や、口や指先や爪先、さまざまな部位に信号を送り、逆に信号を受け取ります。
これは、実際にやってみて経験していないと、できないことなのです。
私達は、子供の頃から様々な経験を繰り返すことで、この脳と手足や目鼻口などの部位との連携を練習して、鍛えてきたのです。
まあ、私は脳科学者ではないので、自分の経験や調べた範囲でしかお伝えできませんが、人間の脳と手足や目鼻口は、信号の経路の状態で使えるレベルが変化すると覚えておくと良いでしょう。
以前書いておいたのですが、この脳に対して指令を出すのが、簡単に言えば「心」ですね。
つまり、記憶であり、自分です。
そして、自分が記憶を整理したり、脳に指示を出す為に、言葉が重要になるということを書いておいたのです。
話が少しそれてしまいましたが、脳と体を最適な状態、つまり、より良くつながり、連携した状態にする為には、実技の練習が重要になるのです。
昨日の内容では、必殺技を構成する要因を見える化して、パターン、つまり、型にしたわけですが、これが、必殺技の定義です。
そして、それを実際に実行して、練習を積むことで、必殺技を確立することができるのです。
必殺技と個性⁉️
必殺技は、必殺技を構成する要因、つまり、パターン、手順や型があるわけですが、それだけでは、必殺技にはなりません。
何故なら、それはあくまでもパターンや手順を知っただけですから、誰にとっても同じです。
そこに、あなたの個性が合わさることで、「あなたの必殺技」になるのです。
これも、以前に書いておきましたが、人間はそれぞれ過去の経験や持っている記憶は違います。
その違いは、人間が1000人いれば1000種類、10000人いれば10000種類、と、1人として同じ過去を持っている人はいません。
だからこそ、その過去や記憶を知ることが、重要です。
そして、この過去や記憶こそが、あなたの個性なのです。
その個性と、必殺技の型や手順が合わさり、「あなたの必殺技」ができるのです。
少し話が難しくなったかもしれませんが、ここで「じゃあ、どうしたらいいの❓」そんな声が聞こえてきそうなので、具体的に進めていきます。
実技の練習は、とても簡単です。
昨日整理した、見える化した必殺技の構成を、順番に一つ一つ、実際になってみるのです。
失敗しても構いません。
失敗無くして、成功はないわけですから、失敗をおそれずドンドンやってみるのです。
脳から体の各部位に指令がスムーズに届くようになるために、同じことを繰り返し繰り返し、実行するのです。
そうしていると、おや?
そうです、なんだか少しづつ慣れてきてしまうのです。
人間の能力は本当に不思議なのですが、やっていると少しづつ、感覚や機能が磨かれていくのです。
これを言葉にすると、習得するとか、習慣になるというのです。
営業の場合は、まずは、きっかけをつくるために、声をかけたり、電話をしたりしますね。
それを、実際にやってみるのです。
昨日整理した営業の4ステップを、一つ一つ、そして、全体を通して、とにかく繰り返し、繰り返し、やるのです。
実は、必殺技の習得は、これだけです。
そうしていると、あなたの持つ個性、例えば、営業であれば、個人個人違う経験や記憶から、話し方や呼吸、間合いなど、持っている魅力が違いますから、それぞれの「あなたの必殺技」になるわけです。
必殺技の身につけ方⁉️
最後に少し、整理しておきます。
実技は、まあ、やるだけですから、これ以上はあまり書くことはありません。
そこで、まだ、全体像がイメージできていないといけないので、少し座学に戻り別の角度から説明してみるこちにします。
つまり、必殺技習得は、大きな2つの行動によって成り立っています。
それが「インプット」と「アウトプット」の2つです。
昨日書いた基本的な流れや構成が、インプット。
そして、今日書いてきたものが、アウトプットにあたります。
インプットから見ていくと、まずは、何事にも目的があります。
この目的、つまり、何のために?どのように?というWhy(ホワイ)が最初にあるわけです。
この目的や理由がわかると、次に、何をするのか?つまり、What(ファット)が必要になります。
そして、どのように?How(ハウ)。
いつ?When(フェン)。
どこで?Where(フェア)。
誰と?Who(フー)。
と、必要なことが順番に出てくるのです。
この5W1Hについても、以前に少しわかりやすく書いていますので、過去の内容を読んでみると良いかもしれません。
今回の営業の場合、目的は、商品やサービスを買ってもらうこと。
買ってもらうためには、その商品やサービスのことをとにかく知ることが大事です。
同時に、すみずみまで理解することが不可欠です。
つまりここでは、①基礎知識(業界の常識などの基礎)をインプットするのです。
同時に、②専門用語(商品やサービスの専門的な知識)も必要になります。
これが、Whatですね。
次は、How、どのように?です。
ここでは、③感情表現、④伝え方ややり方、方法、手順、話し方です。
このようなスキルや技術面が必要になります。
この④までのインプットをまずは、座学として行うのです。
そこまでくれば、あとはもう少しだけです。
つまり、アウトプットです。
アウトプットをするには、1人でも勿論練習はできますが、実際に誰かに対してやってみるのが一番効果的です。
そのために、アウトプットの環境を整える必要があります。
そこで、When、⑤お客様と話す時間やタイミングが必要です。
次に、Where、⑥オフィスなのか、道端なのか、お客様の自宅なのか、喫茶店なのか。
最後に、Who、⑦お客様とあなた、そして例えば仲間や上司といった登場人物があるのです。
この⑦までの要素を整えて、インプットした①〜④をアウトプット、つまり、実際にやってみるのです。
何回も何回も、繰り返すのです。
すると、「あなたの必殺技」が見えてきます。
あなた独自の魅力や説得力、強さなどが、ジワジワと磨かれ、「あなたの必殺技」が完成していくのです。
どうですか?
簡単ですよね。
このように5W1Hで見ていくと、より鮮明に見える化できますね。
すると、やるべきことも見えてくるわけです。
これが、「あなたの」必殺技を身につける最も簡単な方法なのです。
注意点⁉️
ここで、本当の最後ですが、注意点が少しだけあります。
え!
まだあるの!?
そう思いましたね。
まあ、もう少しだけ、読んでみてください。
これを、知っているのと知らないのとでは、今後の必殺技の練習の効果は天と地とほど変わってしまうのですから。
注意点は2つだけです。
1つは、日本語(母国語)の練習をとにかくやりましょう。
これも以前の記事に書いてありますので、そちらを見ると、どうやるのか?何故必要なのか?
書いてあります。
まあ、簡単に書くと、言葉によってみなさんは、相手とコミュニケーションをします。
営業であれば、相手はお客様ですね。
その時に、言葉はとても重要で、また、唯一のコミュニケーション手段です。
だから、言葉の練習は、意識してやっておくと良いのです。
次に、2つ目ですが、素直さ、誠実さが重要です。
これが無い人は、まあ、必殺技習得は難しいと言っても良いかもしれません。
素直さや誠実さは、知識や経験からの学びをよりスムーズに、滑らかにしてくれます。
素直な心で物事を見ると、様々な角度でその対象を見ることができますから、吸収できる質量というか、内容の奥深さが変わってくるのです。
子供って、なんでも吸収力が大きいですよね?
これ、まさに素直さが関係しているわけです。
そして、誠実さ、これは、まあ、言うまでもなく、毎日の習慣になるように練習を繰り返すためには、実直に誠実に繰り返すことが必要です。
怠けてしまっては、成果も先延ばしになってしまうからです。
誠実にやっていれば、まあ、なんでもうまくいきます。
自分に対して誠実であれば、自分が決めた目標に対しても誠実です。
それに、自分との約束を守れる誠実さがあれば、相手の心も動かすことが可能です。
これは、本当に絶対に大事です。
この2つの注意点を、チェックしてみてください。
そして、毎日の練習でも、意識してみてください。
すると、あなたは、もう「あなたの必殺技」が80%は身についていることでしょう。
あと残り20%は、まあ、努力と時間が必要ですが、実際の練習を継続していけば、100%になることでしょう。
まとめ
今回は、少々奥深い話でしたので、昨日と今日の2回に分けて書いてみました。
「あなたの必殺技」を身につけるか、身につけないかで、これからのあなたの人生は大きく違ってくるでしょう。
「ワンピース」のルフィ、「NARUTO」のナルト、「鬼滅の刃」の竈門炭治郎、ウルトラマン、仮面ライダー、セーラームーン、秘密のアッコちゃん、みんなあこがれますよね。
この方々は、みなさんそれぞれ「必殺技」を持っているのです。
そんな必殺技を、あなたも是非、身につけてください。
そして、その必殺技を最高に強力なものにしてくれるのが、「あなたの個性」なのです。
それが、「あなたの必殺技」なのです。
本日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました😌
さあ、明日はどんな気づきが待っているのでしょうか?
応援いつもありがとうございます🙏
必殺技企画の第一弾、必殺技はなぜ必要❓
必殺技のパターンや型、つまり、座学については、こちら👇
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