今日は建国記念日ですが、お休みではないのですか?
実は、朝起きて株式市場をチェックしようとすると、チャートが全く動きませんでした。
東証め!またシステム障害か!とニュースをチェックしてもそんなニュースはありません。
そこで、カレンダーを見て、はじめて今日が祝日だと気がつきました
しかし、最近は在宅ワークやzoom会議などで、仕事とプライベートの境界は薄れているように感じます。
何事も、境界線って大事です。
人間関係でも、自分と相手の境界って大事ですよね。
私は、海の見える田舎町に移住した40代のUDOUです。
昨日まで姫路に滞在していましたが、昨日の午後に海の見える田舎町に戻ってきました。
今週は漁師さんのお手伝いをしようと戻ってみると、風が強いようで、週末まで漁はないようです。
ゆっくり起きて、株式市場をチェックしたところ、チャートが動かない
これは大変と調べていたら、あらまあ、今日は祝日だったわけです
暗号資産は年中無休の24時間取引ですから、この時間に慣れていると曜日感覚はうすれてきます。
私の仕事は場所を選ばない仕事なので、なおさらそう感じるのでしょうか。
実は昨日、帰宅後YouTubeを見ていると、不思議な光景を目にしました。
共演している2人の会話が、噛み合っていないのです。
片方の人は、例え話をしているのですが、もう片方の人は全く理解していません。
その光景を見て、言葉ってやっぱり面白いなと思いました。
以前の、言葉の効果にも書きましたが、言葉って、話す側の記憶と受ける側の記憶によって、結構差があったり、理解が違ったりします。
会話が噛み合わない時って、ありますよね。
相手に伝わったのかな?
そう不安に感じる時があります。
そんな場合、どうしたら良いのでしょうか?
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相手の理解を確認したい
誰かとお話ししていると、こんなこと考えてしまいます。
理解しているのかな?
どう思っているのかな?
このように感じる時って結構ありますよね。
自分の伝えたいことが伝わったのか?
どの程度伝わっているのか?
どうやったら伝えられるのか?
そんなことをよく考えています。
昨日、YouTubeを見ている時に、この2人の会話は、噛み合っていないな。
そう感じたわけです。
そう感じた理由は、何故だろう?
そう考えました。
そこで気がついたのが、今日の話です。
私は、大学在学中に韓国の財閥グループのコンサルティングファームで仕事をしていました。
はじめての営業の時に、相手が話している内容どおりに進めたら、怒られてしまいました。
相手の会社の社長から、見積もり依頼を受けたので、要望どおりの内容を盛り込んで、提出したところ、話が違うと怒られたのです。
私は、ホームページの制作だけを請け負う形の見積もりを出したところ、相手は、運用や保守もやってくれないと困るというのです。
もともと、先方の要望は、「ホームページを安く作りたい。経理や総務の人材はいるので、まずはどれぐらいの金額で作れるのか見積もりを出して欲しい。」
このような内容だったので、「更新や運営の人材はいるのだな。それであれば、制作さえできれば、あとは必要ないのだな。」
そう考えて、見積もりを作ったのでした。
しかし、その社長さんは、ITに関してはほとんど経験や知識はなく、「経理や総務の人材がいればホームページの更新や運用なんてできるだろう。」
そう考えていたのでした。
社内で会議を行った結果、経理や総務も様々やることがあるため、更新や運営を行う人材はいなかったのです。
私は、何故、言われた通りにやったのに怒られたのか、正直かなりカチンと来たことを覚えています。
でも、昨日のYouTubeでのやり取りを見ていて、気がついてしまいました。
あの時に、その社長さんが持っているホームページやITの知識と、私が持っているホームページやITの知識って、かなり違ったわけです。
私は、自分が知っていることなんだから、相手も知っていて当たり前だと考えていました。
でも、たしかに、人の知識や記憶って、それぞれ違いますよね。
これって、コミュニケーションのトラブルや誤解を生んでしまう、大きな要因なんですよね。
私が、この時にこの社長のIT知識の深さがわかっていれば、きっと上手なコミュニケーションができたはずです。
それに、私はもっと言葉を選ぶべきでした。
そうすれば、自分の独りよがりな考えで、見積もりを出さずに済んだのかもしれません。
相手の思考や記憶の確認方法
コミュニケーションは、言葉によって相手と自分の考えや感情、知識を共有し、その理解を確かめ合い、共有していくことです。
その場合に、社会人一年生の時に私が経験したようなミスコミュニケーションは避けたいものですよね。
私の場合は、見積もりの失敗ですみましたが、コミュニケーションのミスは、仕事や恋愛など致命的な結果を招いてしまうことがあります。
でも、なかなか相手がどの程度理解しているのか?
どの程度、内容を把握しているのか?
どんな意見があるのだろうか?
こういったことは、細かく確認できないことがあります。
でも、確認しなければわからないのです。
そこで、一番簡単な確認方法は、相手に言葉で確認をすることです。
しかし、相手に確認するにはどうしたら良いのか?
確認って難しいですよね。
それに、確認するのって失礼にならないかしら?
そう感じてしまうことってありますよね。
そんな時に、これから書く方法を使ってみてください。
慣れるまで、少しテクニックが必要ですが、やり方はとっても簡単ですから。
同じような言葉でも、使い方で相手に伝わる意味が違う
相手がどの程度、理解してくれたのか?
どの程度、内容を把握しているのか?
どんな意見があるのだろうか?
単純な話ですが、「言葉」の使い方で、その人の判断の深さや尺度は確かめられますし、判定することができます。
こんな例を見てみましょう。
例え話)
2つ以上、もしくは複数の対象の価値を比較して、それを比喩する時の例えです。
自分が好きなジンギスカンを食べていて、一緒にいる友達にジンギスカンの評価をする時をイメージしてみてください。
①このジンギスカンの匂いって、牛肉や豚肉の焼き肉に比べるとクセがあるから、嫌いな人も多いと思うけど、良い香りだよね。
②このジンギスカンの匂いって個性的で魅力的、牛肉や豚肉の焼き肉では味わえない香りだよね。
この2つは、同じことを話しているわけですが、相手に伝わる印象は、異なります。
①は、クセという言葉と、嫌いな人も多いという表現から、良い香りという結論を伝えています。
②は、個性的で魅力的と伝えて、牛肉や豚肉とは違った魅力として、香りを伝えています。
①(匂い クセ か 香り)
②(匂い 個性 魅力 香り)
使用している言葉自体は、それほど変わっていませんが、順序などの使い方と、言葉の選択で、印象が変わっているわけです。
また、①は、マイナスの印象の言葉が多いため、受ける印象はマイナスも含みます。
②は、同じ内容でも、プラスの言葉を多く含んでいるので、印象もプラスになります。
①の場合、相手がジンギスカンを嫌いな場合にはとくに、「そうそう、このクセ、イヤよね。」
「嫌いな人多いわよね。」「あの匂い、私ダメ。」と会話が続いていくことも多くなります。
ジンギスカンをはじめて食べる人は、「クセがあるのか。」「嫌いな人がいるほど、匂いがあるのか。」という印象を受ける場合が多く、羊さんの魅力は伝わらない場合も多いでしょう。
②の場合は、相手がジンギスカンが嫌いな場合でも、「たしかに、この香りは、好きな人には好きっていうわよね。」「この匂いって魅力的なの?そう思って食べたことがない。でも、そうなのかしら。」と、会話が続いていくことでしょう。
そして、ジンギスカンを食べたことがない相手の場合には、「何、この匂いの魅力って?」「牛や豚と違う個性的な香り?どんなのかしら?」と興味を引くことが多くなるでしょうし、羊さんのプラスの魅力が伝わることが多くなるでしょう。
これは、似たような言葉で、同じことを言ったつもりでも、相手の印象が大きく違う可能性があることを意味しています。
言葉をどのように使うとコミュニケーションはうまくいくのか
ほんの少しの違いでも、言葉によって相手が受ける印象って違う物ですよね。
言葉って、やっぱり難しいのかしら?
言葉をどのように使うのか?
実は、そんなに難しくはありません。
つかう言葉の意味や、つかい方、その判断基準を相手に共有しておくことができれば、お互いの理解や思考の深さを共有し合うことが可能になるのです。
お互いにつかう言葉の定義、例えば
「どんな意味で使っていますよ。」
「こういう意味を伝えたいんですよ。」
自分の理解している言葉の意味を、事前にきちんと説明して、相手にも共有し、共感してもらうのです。
これさえできれば、コミュニケーションのミスはほとんどなくなってしまいます。
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相手と自分の言葉の定義を確認し合うと、コミュニケーションはとってもうまくいく!
また、逆に、相手の言葉の理解と自分の言葉の理解の差を知ることで、相手の理解と自分の理解の違いが見えてきます。
相手の使っている言葉の意味は、どれぐらいの質のものだろうか?
その言葉の持つ意味をお互いに何%理解しているのだろうか?
この視点で見てみると、相手と自分の言葉の理解の違いや差が見えてくるのです。
先程の例え話でもそうですが、ジンギスカンを魅力的に語るのも、ダメなものとして語るのも、あなたの選ぶ言葉とその質によるのです。
クセ=臭い、嫌な匂い、独特、治らない。取り柄、特徴、個性、など、さまざまな意味が含まれています。
個性的=個性がある、独特、特別な匂い、魅力、好き嫌いがある、など、こちらもさまざまな意味が含まれています。
よく見比べてみると、同じような意味です。
しかし、伝わる印象は変わるのです。
このように、言葉には、様々な意味が含まれているので、選択する言葉はとっても大事なのです。
選ぶ言葉や、その順番、使い方一つで、その人の深みや思考の奥行きがわかってしまうのです。
相手の理解と自分の理解の差を知った時どうするか
相手の深さや思考の奥行きや、自分との差がわかった場合に、その差や違いを放置していても、何も解決しません。
それどころか、コミュニケーションも発展していきません。
そこで、解決策が必要になります
相手の知識の足りない部分をどのように成長させるか?
もしくは、どうやって補うか?
そんな時には、相手にこう質問してみましょう。
「ジンギスカンってどんな料理か、牛肉や豚肉の焼き肉とどう違うのでしょうか?」
その時の、相手の例え話や説明で選ぶ言葉を判断すれば、そこから知りたいことは深掘りしていけるのです。
勿論、ジンギスカン以外でも、今回の例と同じように、一定の対象物という枠組みの中で、どんな言葉を選ぶのか?
その言葉をどのようにつかうのか?
その違いや差、質を確認することで、相手の思考の深さや判断基準やその尺度を確認することができます。
まあ、簡単に言えば、例え話って、その知識や記憶が鮮明に出てしまいます。
その背景には、例え話は、相手に伝えたい内容をどのように説明するのか?
この根本的な目的があるわけです。
説明を上手にできるかどうかって、言葉の記憶や知識や使い方次第です。
だから、例え話の正確性の判断は、相手の言葉への理解や思考の深さの判断にもなるのです。
言葉の使い方で、その人の判断の深さや尺度は判定できるのです。
そして、その判断から、お互いの違いや差を知り、次のコミュニケーションにいかしていきましょう。
まずはやってみましょう。
そして、より効果を上げる為には、以下の3つを意識してやってみると良いでしょう。
①、相手の人間性や思考の深さや奥行き、質量を判断するという明確な目的を持つこと。
②、①の判断から相手の状態を判断した結果、満たされていればオッケー
そうでない場合には、相手の、もしくは自分の成長方法もしくは補う方法を把握し、不足分を学ぶ。
③、そして、②を実行し、①で判断する。
その繰り返しで、きっと相手とあなたのコミュニケーションはズ〜〜〜〜っとスムーズになることでしょう
まとめ
今回は、例え話の深さやその言葉の使い方で、
①コミュニケーションの質が変わること。
②相手の、その言葉への理解の深さや思考の深さがわかるり、その差への対応が可能であること。
を見てみました。
言葉はコミュニケーションの要です。
そして、その言葉一つ一つに、意味や背景や歴史がたくさん含まれているのです。
同じ言葉といって、適当につかっていると、コミュニケーションで失敗してしまうので、要注意ですね。
言葉の質と量は、とっても大事。
相手の表情が変わった、声色が変わった、機嫌が悪くなった、喜んだ、さまざまな反応があるでしょう。
その時に、自分の言葉の質と量を考えます。
伝わる言葉を選べたかな?
言葉が足りてるかな?
伝えられるように、言葉を尽くせたかな?
そして、足りなければ、言葉を足して、相手に伝わる、共有と共感のコミュニケーションを心がけてみましょう。
何故なら、相手は、自分がつかった言葉以上の想像をなかなかしてくれないのですから。
そして、相手とのコミュニケーションのためには、自分で全力で言葉の魅力を学びましょう。
言葉を大切にして、仕事でも、恋愛でも、学校でも、コミュニケーションのプロになりましょう。
今日も、最後まで読んでいただきありがとうございました
さあ、明日はどんな気づきが待っているのでしょうか?
いつも応援、ありがとうございます
言葉の効果は、8種類
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